株式会社タナカ商事

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水質事故・
油濁事故対応資材

水質事故・油濁事故対応資材について

水質事故・油濁事故対応資材について

日本には数万の大小さまざまな河川があり、そのどこかで、ある日突然未経験で想定外の事故がこれからも発生する可能性がおおいにあります。
近年、法律の整備や機器の安全装置の進歩もあって海や川の油濁事故、水質事故は件数としては減少してきました。しかし、人類がこれからも大量に油を使う限り、事故は完全にはなくならず、我々はその備えを持たなければなりません。

取扱商材についてPRODUCT

油吸着材「もりの木太郎」

油吸着材「もりの木太郎」は、北海道産トドマツを裁断し、蒸煮、乾燥、高温で炭化させることで親油・疎水性を持たせ、これをポリプロピレンの袋に入れて製品化したものです。油の吸着量は自重の15~25倍で、多孔質(仮道管)内に留まる油は滴り落ちることも少なく、更に灯油・ジェット燃料等を吸着すると色の変化により識別が容易という特徴があります。この吸着材は、平成元年北海道立林産試験場等が実施した調査研究の結果製品化されました。NETIS(KT-050006-VE)掲載終了

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  • もりの木太郎
    もりの木太郎

    材質 多孔質 仮道管

  • もりの木太郎
    もりの木太郎

    A重油 滴り落ちがない

  • もりの木太郎
    もりの木太郎

    灯油吸着による色変化

OKオイルフェンスBT

従来、日本で普及していたオイルフェンスは、TT(トップテンション)型が殆どでした。しかし、平成20年BT(ボトムテンション)をメーカーと共同して行った実験から製品化しました。このBTの特徴は、流水の流速があってもスカートの浮上がなく、滞油性を維持できることと、スカート下端に金属の錘を必要としないため、軽量化している事にあります。

流出油事故が発生した時、流下する油を堰き止める、油を集める等の目的でオイルフェンス(OF)が使われる事が多い。しかし、TT(トップテンション)型の場合、流速が30cm/秒程度でスカートが浮上して滞油性を喪失する問題が内在し、目的を果たすことができずに現場からは悲痛な叫びが上がっていました。構造上BTとTTの異なる部分は張力を受けるテンションベルトの位置をスカートの上部に移し、スカート下端の金属製錬を外したことです。その結果、流水中でスカートの浮上がなく、水流のベクトルが錘の役割を果たし滞油性が維持されるとともに、OFの重量も25%程軽減されました。BTは現在、河川用(15Φ×20cm)、A型(20Φ×30cm)、B型(30Φ×40cm)が普及しつつあります。

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OKオイルフェンスBT

OFの構造 TTとBT (B型の場合、TT7 2kg/20m、BT50kg/20m)

  • OKオイルフェンスBT

    TT(50cm/秒)スカート浮上

  • OKオイルフェンスBT

    BT(50cm/秒)

  • OKオイルフェンスBT

    OFによる集油

V型簡易堰

V型簡易堰は、内陸部の水路を流下する油に対処するための資材として開発されました。材質は木材、90cmの正三角形に浮くように作ってます。木材はそのままでは水を吸うため、防水処置をしています。水路を流れる油は油膜が薄く、そのままでは油吸着材も使えません。油は三角形の頂点に集油されるため、油吸着材による回収もできるようになります。

内陸部の事故では、水路に油が流入する事が多く、大きな川と合流する前に油を食い止めたいものです。一般的に日本の水路は一間幅(90cm幅)が多く、ここに長大なオイルフェンスを使う事は不合理で、V型簡易堰を浮かべることで薄い油も集油することができます。川幅が広い時は、オイルフェンスと連結して使う事もできます。平時には二つに折りたたんで袋に収納します。

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  • V型簡易堰
    V型簡易堰

    展張状態

  • V型簡易堰
    V型簡易堰

    OFと連結

  • V型簡易堰
    V型簡易堰

    水流図

V型簡易堰

袋に収納、取り出して組み立て

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(吸着マット・シルトフェンス・オイルフェンス・油回収装置 等)